by 篠原設計室 一級建築士事務所
篠原設計室は、墨田区・京島の細い路地に面する設計事務所です
このまちで暮らし、デザイン活動をする日々の中
感じたこと、考えたことをつづっています
篠原設計室は、墨田区・京島の細い路地に面する設計事務所です
このまちで暮らし、デザイン活動をする日々の中
感じたこと、考えたことをつづっています
都市空間の中で公私をわけるものはどのような要素であろうか。
たいていの場合それは塀であったり、玄関までの前庭であったりするわけで、自分の土地の領域を示すものであることが多い。
京島の場合にはそれが無い。
その代わりに四季折々、共に楽しめる鉢植えなどが路地にはみ出し、路地が生活の場となり京島らしいコミュニティが育まれている。
「この道、おそらくこの家の土地なんだろうな」
と思いながら通る極細の道も多い。
こんな環境に居ると、自然と意識はまちの中につながっていく。
たとえば、玄関開けっ放し、なんてことも抵抗がなくなってくるのである。
私の事務所もこの季節は玄関を開け放っている。
デスクから1,500㎜先の路地からは時間の移ろいと共に、声・音・におい・風…様々な“生活”が事務所の中に飛び込んできます。
この“生活”は、私の建築への考え方に大きな刺激を与えてくれています。
出来る限り身体で享受し、考えをめぐらせたい事柄なのです。
←ここにはマンションが建つことが決まっています…
公私のハザマでは時にパーティーが開かれます。
たいていの場合それは塀であったり、玄関までの前庭であったりするわけで、自分の土地の領域を示すものであることが多い。
京島の場合にはそれが無い。
その代わりに四季折々、共に楽しめる鉢植えなどが路地にはみ出し、路地が生活の場となり京島らしいコミュニティが育まれている。
「この道、おそらくこの家の土地なんだろうな」
と思いながら通る極細の道も多い。
こんな環境に居ると、自然と意識はまちの中につながっていく。
たとえば、玄関開けっ放し、なんてことも抵抗がなくなってくるのである。
私の事務所もこの季節は玄関を開け放っている。
デスクから1,500㎜先の路地からは時間の移ろいと共に、声・音・におい・風…様々な“生活”が事務所の中に飛び込んできます。
この“生活”は、私の建築への考え方に大きな刺激を与えてくれています。
出来る限り身体で享受し、考えをめぐらせたい事柄なのです。
この記事にコメントする