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by  篠原設計室  一級建築士事務所
篠原設計室は、墨田区・京島の細い路地に面する設計事務所です
このまちで暮らし、デザイン活動をする日々の中
感じたこと、考えたことをつづっています
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建築士の定期講習のため上野へ

昼休みに目の前の『2k540 AKI-OKA ARTISAN』へ

列柱が良い雰囲気をつくる空間の中で
学生時代に桜木町の高架下にJean-Michel Basquiatのミュージアムを計画したのを思い出していました

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これからも色々なアトリエが出店する様子
 
楽しみです
 
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Jean-Michel Basquiat
そういえばバスキアのドキュメンタリーが公開してたような…
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SMOKERS' STYLE COMPETITION  2009応募作品
『HANASAKA-SMOKE

たとえば
いたずらに息を吹きかけられるとちょっといや
でもしゃぼん玉なら楽しくなっちゃう

たとえば
灰をまかれたらすごくいや
でもそこから花が咲いたら 物語が広がっていく…

たとえば
ケムリが新しい風景をつくり出したら、その行為に対する反応が変わっていく
そうすればそこには新しい会話が広がりはじめる…


同じ行為であっても、そこから導かれる現象によって人や街の反応は大きく変わる。

ケムリの粒度・速度に応じて様々な反応を示す装置を街に散りばめる提案。

その場所ごとに現れる現象によって、訪れる人達に新しい会話が広がる。
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代官山インスタレーション2009応募作品
『CAPSULE HOTAL』

レーザーポインターから落ちる緑の光をホタルに見立てた提案。

ユラユラ揺れるホタルは、カプセルの中のプレートに感光させることで捕まえられる。


幼い頃、近所にホタルを見に連れて行ってもらった思い出。

そのホタルを捕まえて、ウチに持って帰りたかった思い出。

そんな私の原風景を作品として提案してみました。
仕事場に妻が現れたので、作成途中のプレゼンシートの感想を聞いてみました。

タイミングによるのですが、何気なく「これ、どう思う」などと唐突に聞いてみることがあります。

するとしばらく考えた後、彼女は言いたいことを言いはじめます。

「この説明、良くわからない」
「色がどうこう…」
「レイアウトが…」

ほとんどが「これは、こうでいいんだよ。こういうことなんだから…」という説明でおさまるのですが、ふと気付かされる事もたまに、あります。

しかしまぁ思ったことをズバズバと、論破されても気にもとめずに次の意見。

思ったことを無責任に放り投げて、その中の一つでも役に立てばと、彼女も思っているのでしょう。

私もそれを期待しています。

今回も説明文を一部修正しました。

強靭なそのハートに感謝しています。
23:24

これから明日夕方の提出に向けてラストスパート。

今回の発想の原点は、私の子供の頃の思い出に委ねられています。

Tg HOUSEの正面に見える小高い山。

そこに流れる小川にはホタルが生息していました。

その頃にはもうホタルは貴重な存在になっていて、多くの見物人が車で押寄せ、なんとも風情の無い風景をつくり出していました。

そんな中でも思い出に残っている事は有り、そこからストーリーを考えてみました。

詳しくは提出後、結果を待ってお知らせします。
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村上春樹の『1Q84』がかなり売れているようですが、今私は村上龍を読み続けています。

数年前に読んだの『半島を出よ』

『昭和歌謡大全集』『五分後の世界』

続いて『69』

図書館に在庫している順に手をのばしています。

どの物語もぶっ飛んでいるので、頭を空っぽにする必要があり、気分転換や頭の切り替えにピッタリだと思っています。

ひとしきり読んだら、今度は“春樹”を攻めてみよう。
BGM代わりにラジオをつけているので、集中して聞かないと内容が把握できない程度の音量です。

この季節、18時になるとFMからAMに変えます。

商店街の皆様と同様、ナイター中継に切り替えるのです。

試合がはじまったらまずコーヒーを一杯。

その後再び仕事に戻るのですが、打ち合わせや電話も無くなったこの時間、ナイターをBGMにとても集中できます。

薄暗くなった暖かい夕暮れに、玄関からは涼しい風が入ってきて、誰にも邪魔されずに仕事に集中する。

気持ちのいい時間が流れています。
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南青山の事務所で打合せ。

フロラシオンの『ぼわら』で天丼をご馳走になりました。
所長、いつもありがとうございます。

代官山でアートイベントの説明会があり、それまで時間があるので246を歩いて行く事にしました。

しかし宮益坂上交差点辺りで、薄手といえどセーターを着てきた事を後悔するはめに…。

目的地まで歩こうと思ってましたが、断念して渋谷駅へ向かいました。

二年ぶりの代官山は暖かく、風が吹き抜け、木々がざわめいていました。

さて、このまちに何が提案できるか…。
東京オリンピックの招致ポスターを初めて見たのは、浅草橋の駅の階段を下った所でした。

私はかなりの早足なのですが、チラッと見えたそのロゴマークに急停止し、しばらく足を止められてしまいました。

デザイン・コンセプト「MUSUBI(結び)」
デザイン・モチーフ 「MIZUHIKI(水引)」

だそうですが、なるほど日本らしくていいデザインだと思います。

デザイナーは榮久庵憲司氏。
超大御所です。

身近なところではキッコーマンしょうゆの卓上ビンが有名でしょう。

道行く人々の足を止めさせ、そのデザインで人の心を惹きつける。
そんな作品を世に送り出したい欲求は、少なからず、あります。

090514-olimpic.jpgマドリードのロゴもかわいいですね。
シカゴと、落選したバクーのロゴは冬季オリンピックの雰囲気。結晶を連想させてしまうからでしょう。
並べられて比べられると、日本のロゴは少しおとなしいでしょうか。
それも込みで日本らしいということで…。











090514-nagano-olimpic.jpg私の出身地、長野で行われた冬季五輪のこのポスターも好きでした。















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建築の表現は二次的である。

対して、歌はそれが発せられた瞬間に表現となり、絵画や書はその軌跡がそのまま表現となる。

こと陶芸に関してはその指先で形作られる愛しい空間と姿に対して、言いようのない嫉妬を覚えてしまう。

陶芸のように建築が作れたらどんなに楽しいだろうか。

照井壮 フタモノ
数年前、有名デパートの個展にて購入。
私はもう少し丸みをおびて、いわゆる形がいいものを推したが、妻と女性店員は座りがよいこちらの作品を選んだ。
住宅建築においても最終的な決定権は女性が握っていることが多い…。
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男性
誕生日:
1978/10/19
職業:
建築デザイン
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