by 篠原設計室 一級建築士事務所
篠原設計室は、墨田区・京島の細い路地に面する設計事務所です
このまちで暮らし、デザイン活動をする日々の中
感じたこと、考えたことをつづっています
篠原設計室は、墨田区・京島の細い路地に面する設計事務所です
このまちで暮らし、デザイン活動をする日々の中
感じたこと、考えたことをつづっています
商店街に出ると風鈴の乾いた音が幾重にも重なっていました。
暑かった一日、夕方になり気持ちのいい風が吹きはじめました。
京島で暮らしていると、様々な音が聞こえてきます。
子供の足音、声、水の流れる音、まな板を叩く包丁の音、工場のプレス音、ナイターのラジオ中継、居酒屋から漏れて来る大きな声、洗濯機がまわる音、親が子供を叱る声、ローラー滑り台の音、区の定時放送、、、
人々の生活が路地に染み出し、毛細血管のようにまちが繋がっているのです。
御飯時になると様々なメニューが今度は鼻をくすぐります。
このまちに訪れる方々は立派な一眼レフを首に下げていらっしゃいますが、耳と鼻も敏感にすればさらにこのまちを楽しめますよ。
…ちなみに今、ハンバーグの匂いが事務所に入り込んできました…。
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